JALのどこかにマイル南の島で、種子島へ旅行に来ました!
鹿児島空港から出る第一便8:45発、種子島9:25着の飛行機で、種子島空港に到着しました。
午前中の早い時間に到着するので、たっぷり1日観光して回ることができました。
目次
種子島の観光スポットをぐるっとわまってきました!
種子島の南部の観光スポットを一挙ご紹介したいと思います。
種子島の空の玄関口種子島空港「コスモポート種子島」
種子島空港は、飛行機が直接到着するスペースがなく、
飛行機は、空港ビルの目の前にとまります。
飛行機から降りたら、皆さんまっすぐ歩いて空港ビルへ。
荷物を受け取るスペースもこじんまりとしており、出てきたと思ったらすぐに流れていきますから、
取り損ねないように注意してくださいね(笑)
荷物を受け取って到着ロビーに出ると左手にレンタカーの受付カウンターがあります。
予約をした方はそちらで手続きをしてください。
出てすぐの目の前には、誰もいないけど観光案内所があって、各種パンフレットが置いてありますので、
こちらで島内の観光マップを手に入れましょう。
種子島空港を出るとすぐ右手にバス乗り場があります。
飛行機の到着時間に合わせてバスがあるようですので、
西之表市や中種子町に向かう方は、こちらのバスに乗って出発です。
空港から一番近い観光スポット〜男淵女淵の滝〜
男淵女淵の滝は、空港から車で5分程度と一番近くの見どころです。
広々とした駐車場に、新しいトイレも併設されてます。
駐車場から歩いて3分くらいで滝に到着します。
滝といっても、種子島はほとんど高低差のない島ですので、5メートルほどの高低差の小さな滝です。
入り口に遊泳禁止と書かれた看板が立っていましたが、
なるほど、泳ぎたくなるいい感じの滝壺です(笑)
マイナスイオンたっぷりの林道をゆっくり歩きながら日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?
こちらが男淵の滝
澄んだ水でとっても綺麗です。
周りには大きなシダが鬱蒼と茂っており、なかなか本土ではお見かけしないような景色。
南国の雰囲気を味わえます。
次に訪れたのは「犬城海岸(いんじょう)」馬立の岩屋
犬城海岸にある「馬立の岩屋」は大きな洞穴で、海岸沿いの岩壁が、波によって侵食され穴が開いたものです。
この場所は、海岸にあるので、空港のある場所からすると、かなり下ってきます。
道も狭いでし、急ですので、車の運転は気をつけてください。
たまに離合車があると、離合が厳しい場所もあるのでハイシーズンは気をつけて。
冬場はほとんど人がいないので、大丈夫かと思います。
草木の生い茂った道をそろそろと降りてくると、急に目の前が開ける場所があります。
真っ青な太平洋が眼下に見えた時は、感嘆の声を上げてしまうほど!
それはもう綺麗です。
海岸べたまで降りてくると、駐車スペースが広くあります。
小さいですが、トイレも完備されてます。
海岸沿いのあちらこちらの岩壁が、波によって様々な形に削り取られてる様は圧巻。
自然が作り出す、不思議な景色をぜひ見てきてください。
「馬立の岩屋」の削り取られた天井部分は、小さな石ころが集まってできた岩壁で、
落石がやはりあるようで、
洞穴の中は立ち入り禁止と看板が出ています。
そして、この洞穴は、今日の最後に訪れる南種子町にある「宝満の池」につながっているという伝説もあるとか。
こういうのを知って、宝満神社を訪れると楽しみも増えますね。
こちらが馬立の岩屋。
左下の白いものが上の看板ですから、いかに大きな穴かわかるかと思います。
洞穴の中にはもちろん人が立って入れる大きさです。
(立ち入り禁止ですから入ってはいませんが)
海岸には、打ち上げられた珊瑚の死骸や綺麗な貝殻もたくさん。
貝殻などでアート作品を作っている方は、お土産に少し持ち帰るといいですね。
こちらは、太平洋に直に面している海岸ですので、泳ぐには向きません。
小さなお子様連れの方は、子供さんが海に入らないようにお気をつけください。
無料で見学ができる「増田宇宙通信所」
JAXAの施設である、増田宇宙通信所は、展示室があって、無料で見学をすることができます。
種子島と言ったら、宇宙。というくらい宇宙に一番近い島。
宇宙研究の施設がたくさんありますが、こちらは一般開放されていますのでぜひ立ち寄りましょう。
ゲートからあんなにに沿って奥にまっすぐ進むと展示室のある塔が見えてきます。
駐車場は全てバックにして駐車です。
駐車場に車を止めたら、展示室受付と書いてあるところから入ります。
受付で、人数、職業、どこの県から来たかを記入して入館できます。
入り口でアンケートを渡されますので、記入するとJAXAカードが無料でもらえますので、ぜひゲットしましょう!
受付入ってすぐ右側が展示室入り口です。
展示室の内部には、パラボラアンテナの体験や、ロケット、様々な映像などが展示されています。
体験コーナーが多いので、ぜひチャレンジしてみることがここを楽しむコツです!
宇宙飛行士の試験問題の体験コーナーも。
こちらは実際の試験にも出題された、真っ白なジグゾーパズルの体験です。
できそうでできない!
超イライラするパズルです。
宇宙飛行士には冷静さが求められますので、投げ出さずにどこまでできるか忍耐を試せます。
実際にパラボラアンテナを動かせる装置。
小さなお子様は喜びますね。
大人でもおお〜動いた!と楽しめました。
ちなみに、受付前に自動販売機が設置されてますので、
飲み物を手に入れたい方はこちらでしっかりと手に入れておいてくださいね。
種子島は自動販売機も道にはありませんので。
お昼ご飯は中種子町へ〜富士食堂さんにお邪魔しました〜
10時から観光をはじめて、ウロウロしたのでお腹がすいてきました。
ところが、種子島は集落地でなければ、全くお店はありません。
というわけで、一路、中種子町へ。
中種子町は、種子島の真ん中にある集落になります。
ここは結構発展していて、ドラッグストアやスーパー、ダイソーなどぎゅっと密集して立ってますので、
旅のお買い物はしっかりと済ませておきましょう。
夜の買い出しもできれば今のうちに。
さて、この日は、成人の日で祝日でした。
最初に目指したお店、グーグルマップで見たらどうもしまってそう。
とりあえず行ってみると、やっぱりお休みです。
祝日定休日のとこがものすごくたくさんで、全然空いてそうにありません。
唯一空いてたのが、富士食堂さん。
ドラッグストアが立ち並ぶ交差点の角にあります。
お店の前に車が4台ほど止められます。
お店の人は忙しそうで、あんまり愛想はないですから、気にせず、空いてる席に座りましょう。
メニューがありますので、決まったら定員さんが来るのを待ったりせずに、
大きな声で伝えちゃいましょう。
多分そんなルールですので、愛想悪いとか愚痴らない方が、早く注文も通って早く出てきますから懸命です。
で、頼んだのが、豚味噌定食と、肉ホルモン定食。
イメージしてたのは、溝漬けにされた豚肉が焼かれて出てくるかと思ってましたら、
キャベツと一緒に細切れの豚肉が甘辛い味噌で炒められたもの。
これがご飯にあって絶品です。
すっごい美味しかった。
肉ホルモンは、肉とホルモンを甘辛味噌で炒めたもの。
こちらもホルモンがたっぷりです。
ご飯も大盛りですが、味がしっかりしているので、ご飯も進みます。
これでどちらも税込700円。
お腹いっぱいになりますし、大満足でした。
他の人が頼んでいたラーメンも美味しそうでしたよ。
中種子町に行かれた際は是非行ってみてください。
さらに南下〜坂井神社の日本一の大ソテツ〜
さて、腹ごしらえも済んだところで、今夜の宿を目指してさらに南下します。
中種子町から車で10分ほど行くと、左手に日本一の大ソテツがある坂井神社が。
見上げるほどに大きくなったソテツの木。
ソテツを上から見れるよう、展望所も作られてるので、是非登ってみてみてください。
かなり高いことがよくわかります。
神社の入り口には、不思議な大きな木もあって、本土では見ない木なので、そちらも見ごたえありです。
坂井神社から歩いてすぐ〜古市家住宅〜
古市家住宅は、大ソテツのある坂井神社からすぐの場所です。
駐車場もあるので車で移動して大丈夫です。
昼間開放されていて、入場は無料です。
玄関の土間のところに、周りの観光案内が聴ける機械が設置されてますので、聞いてみてください。
私が行った時にちょうど、観光ボランティアさんがいらっしゃったので詳しく説明を聞くことができました。
約200年くらい前の民家で、一度シロアリに全部やられたので、
一回壊して、使える材料を使って立て直したそうです。
夏の海水浴にぴったり!熊野海水浴場
訪れたのが1月の冬真っ只中だったので誰も泳いではいませんが、夏に行けば最高だと思います。
ここは少し湾になっていて穏やかな波が打ち寄せる海水浴場です。
近くに温泉保養センターもありますので、ひと泳ぎした後は温泉に入って帰るのもいいですね。
トイレや駐車場もかなり綺麗に完備されています。
種子島に来たらここは外せない!千座の岩屋
千座の岩屋は波に洗われたいわ壁の中に大きな穴が空いていて、とても幻想的な景色を作り出しているところです。
感動の大きさですので、ぜひ立ち寄られてくださいね。
こちらも、夏は海水浴場になってます。
海の家もありますし、トイレも綺麗なものが完備されてます。
ビーチも広く、砂もものすごく細かい砂で最高のビーチです。
観光客が多いので餌をあげる人も多いのでしょう。
車を降りたら、大量の丸々と太った猫がお出迎えに来てくれました。
暖かいからか車の下に潜ってますので、車を動かすときはお気をつけて。
さて、千座の岩屋ですが、駐車場から海の方へ向かってください。
広々とした砂浜が広がっている右手奥に大きな岩壁がありますので、そこに向かって砂浜の中を歩いていきます。
砂が濡れていれば、砂が入ることなく靴でも歩いて行けます。
ただ砂浜なのでヒールなど靴底が細い靴は不向きですね。
運動靴か、夏はビーチサンダルで向かいましょう。
潮の満ち引きによって、入れる場所は変わるのでしょうが、いくつか穴があいてますので
どこでもいいので入れなそうなところから穴の中に入ってみましょう。
中はとても広く、あちこちつながっています。
奥に行くとかなり広い洞窟になっていて、海と一体化しています。
細いところは真っ暗ですので、スマホの懐中電灯機能を使いながら頭をぶつけないように気をつけてくださいね。
マングローブ原生林とたねがしまマングローブパーク
マングローブ原生林が見れるマングローブパークは
千座の岩屋から車で3分くらいの場所です。
カヌーを持っていけば乗ることができるのでしょうけれど、冬はどなたもいらっしゃらない場所でした。
駐車場とトイレが完備されていて、駐車場の前にマングローブの中を抜ける遊歩道が作られています。
(写真下)
川まで続いてますので、行って帰ってくるような感じです。
マングローブは本州ではほとんど見かけませんので、珍しい景色かなと思います。
国史跡 広田遺跡公園と広田遺跡ミュージアム
台風によって偶然発見された広田遺跡は約1700年前の弥生時代のお墓の遺跡です。
古市家住宅でお話を伺った時に、「広田ミュージアムは絶対行ったほうがいい」とオススメされた場所です。
入館料は高校生以上1人300円です。
地元の語り部による館内案内をしてもらえますので、ぜひ頼みましょう。
かなり詳しくガイドをしてくださいます。
貝の細工の出土品が日本一多く出ている遺跡だそうで、その貝細工がとても精巧にできています。
広田人という人種が発見されていて、人骨も砂に埋められていた本物の人骨によるお墓の復元展示もされています。
広田人はまだまだ分からないことが多いみたいですが、
今DNA鑑定がされていて、それがわかれば、どこから来た人たちなのかがわかるかもということでした。
館内で詳しく説明を聞いた後は、ぜひ外の実際の遺跡を見に行ってみましょう。
遺跡の横はすぐ海岸です。
海岸には、なんと真水が出ている井戸があります。
台風が来るたびに埋まるそうですが、埋まったらまた掘り起こすそうです。
砂浜に下りて、井戸水を飲んでみましたが、本当に水でした。
古代の人も飲んだであろう井戸ですから、ロマンを感じますね。
海岸からは、種子島宇宙センターのロケット打ち上げ台も見ることができます。
実際に打ち上げの日は、発射場3km以内は立ち入り禁止になるそうで、広田ミュージアムも閉館になって
展示物も全て持って移動するそうです。
一生に一回は見に行きたい!〜種子島宇宙センター・宇宙科学技術館〜
種子島といえばロケットの発射場!
ということで、宇宙科学技術館へやってきました。
夕方16時で、閉館直前だったので、残念ながら色々と見ることはできませんでしたが、
館内はくまなく見学してきました。
入り口のところに、見学コースの案内が!
施設案内ツアーが毎日開催されているようです。
宇宙科学技術館だけでなく、ロケット発射場が見える展望所やロケットガレージ、総合司令塔も見学できるんですね!
ロケットガレージで間近でロケットが見れたら最高ですね。
行かれる際は是非、見学コースの時間など調べて参加してみてください。
ツアー運行時間はこんな感じ。
1日3回はあってるみたいです。
ちなみに、行った日は成人の日で月曜日でしたが、祝日でしたのでオープンしてましたが、
通常は月曜定休日のようですから、行く曜日も気をつけてお出かけください。
宇宙科学技術館も無料で見学できます。
入り口にクイズも置いてありますので、それを片手にクイズを解きながら進むと宇宙博士になれるかも?!
無重力状態のような写真も撮れますので、インスタ映えもバッチリですよ。
宇宙科学技術館のミュージアムショップで旅のお土産を!
そして、ミュージアムショップも楽しみですよね〜
宇宙食も置いてありますよ!
中は盛りだくさん。
様々なオリジナル商品が目白押しです。
スペースジェラートも種類豊富!
どれにしようか迷っちゃいます。今回はココナッツミルクをチョイス!
種子島は、手作りのオリジナルジェラートが結構たくさん売られています。
ジェラートの食べ歩きも島の楽しみの一つです。
本日最後の目的地〜宝満神社にお参り〜
宝満神社は、午前中に行った犬城海岸の馬立の岩屋とつながっているという伝説があるあの宝満池があるところです。
なんだか旅がつながったみたいで面白いですね。
科学技術館からは、車で10分くらいの距離です。
山道を270mほど歩くと社が有ります。
宝満神社は、神武天皇の母である玉依姫(たまよりひめ)をお祭りした神社で、
玉依姫が稲作仕方を教えたと伝わっています。
そしてその稲が、赤米だったということで、種子島の特産品として「赤米」が有名のようです。
こちらが本殿の宝満神社。
境内には立派なソテツの木が植えられていて、南国情緒を醸し出しています。
宝満の池は、この左隣にありますよ。
宝満神社の目の前に、たねがしま赤米館があります
赤米の作り方を教えた玉依姫を祀っている神社の前に、「たねがしま赤米館」はあります。
こちらも入館は無料。
開館時間は9時〜17時。
毎週水曜日と年末年始がお休みです。
残念ながら、17時まで宇宙科学技術館にいたので、赤米館はしまっていて見ることはできませんでした。
まとめ〜今日の見学は以上、さあ宿泊施設に向かいましょう〜
10時に空港について、ゆっくりとあちらこちらを気の向くままに観光して回って
ちょうどいい感じで宿泊施設に行く時間となりました。
今日のお宿は、南種子町にある民宿はぴすまさんです。
こちらの施設はお料理に定評のあるお店。
泊まった宿泊施設は、こちらの記事で詳しく書いてます。
ぜひ見てみてください。