種子島2日目は、種子島の北部、海の玄関口、西之表市を目指して北上します。
1日目は種子島の東側を南下してきましたが、今日は反対側の西側の海岸線を北上します。
晴れていれば、目の前に屋久島が望める絶景ポイントですが、
あいにく曇り空で、霞んで屋久島はあまり見えませんでした。
お天気が良ければ、冬は雪景色の屋久島や、ダイヤモンド屋久島などもみれるようです。
天気のいい日にまたきたいものです。
目次
種子島2日目スタート
民宿「はぴすま」を出発して約30分ほど海沿いを走ると、
一つ目の目的地「雄龍雌龍(オタツメタツ)の岩」に到着です。
雄龍雌龍の岩
こちらがその岩。
すぐ横に道の駅「龍星館」がありますので、そちらに車を止めてください。
トイレ休憩にもちょうどいいビューポイントですね。
道の駅に種子島のジェラートが売られています。
どれも美味しそうです。
南泉ミルクだけはお酒が入っているそうですので、運転中の方は召し上がらないように!
特産の安納芋のジェラートを買ってみました。
蓋を開けたらあふれんばかりにいっぱい詰まっています。
味は、しっかりとお芋の甘い味がして、最高です。
ぜひ食べてみてください!
西之表市の見どころ〜鉄砲館と月窓亭〜
道の駅龍星館を後にして、そこから30分ほど行くと西之表市に到着します。
まずは種子島開発総合センター(鉄砲館)を訪ねましょう。
種子島開発総合センター鉄砲館の見どころ
種子島は1543年8月25日に日本に初めて鉄砲が伝来した場所として有名です。
その鉄砲伝来の詳しい様子がわかる博物館です。
玄関に記念のパネルが。
ぜひ記念撮影をしておきましょう。
鉄砲だけでなく、種子島の自然や、島の暮らしの様子などが古代から近代まで、
種子島の自然、地理、歴史、民族などの展示がされています。
種子島はもともと刀鍛冶が大変発達した島で、優秀な刀職人がたくさんいたそうで、
鉄砲伝来から1年経たずに国産化に成功したようです。
刀鍛冶の伝統があるので、今もその技術は生きていて、
種子島は鋏や包丁が名産品となっています。
そして圧巻はやはり鉄砲の展示。
国内外の鉄砲が所狭しと展示されています。
また貴重な火薬の製造方法が記された巻物の解説映像は見ものです。
館内は、映像が多用され、大変わかりやすく展示されていますので、ぜひ時間を取ってゆっくり見てみてください。
赤尾木城文化伝承館 月窓亭
月窓亭は約200年以上前の武家屋敷です。
明治時代は種子島家屋敷として、旧藩主の種子島家住宅として使われてきたそうです。
平成12年に所有者の転居により、西之表市が保存活用することになり、
赤尾木城文化伝承館として、民間ボランティアさんたちによって文化継承施設として活用されています。
月窓亭は、鉄砲館から徒歩5分ほどのところにあり、散策にはちょうど良い距離です。
この日はあいにく雨が降り出しましたので車で移動しましたが、駐車場もちゃんと完備されています。
入館料は、鉄砲館と月窓亭の共通券もありますので、そちらを買ったほうがお得です。
階段を上った少し高台に建物はあります。
見学される方は軒下にぶら下がったドラを叩いておしらせください。
ボランティアスタッフさんが出てきてくれます。
中に入ると、各国語で作られた紹介ビデオを見せてくれます。
お茶とお茶うけの接待がありますので、食べながら
種子島の紹介ビデオを見ると種子島をより深く知ることができます。
月窓亭は2階建になっていて、急な階段を上ったところに長めの良いお部屋も作られています。
お昼ご飯は、西之表市でちゃんと食べよう
鉄砲館と月窓館を見終わった頃には、お昼を過ぎてましたので、ここでランチタイム。
与太郎というラーメン店に向かいました。
ラーメンと定食が楽しめるお店です。
駐車場がちょっとわかりにくく、お店の前の道路に止めましたが、
ホテルに併設されたお店ですのでホテルの駐車場に停めていいと思います。
今回頼んだのは、ミニラーメン。
ミニラーメンも味を選べるということで、醤油豚骨味の「やたろう」にしました。
まさに醤油と豚骨をミックスした味でしたが、美味しかったですよ。
腹ごしらえしたら、へごの群生地を見に行こう
種子島北部の一番の見所がこのへごの群生地でしょう。
巨大なへごの木がものすごくたくさん自生しています。
駐車場などはなく、道を通り抜ける感じですが、車で通り過ぎるとあっという間に終わってしまうので、
途中少し広くなっているところに車を止めて散歩してみるのがオススメです。
道の横には小川が流れていて、水のせせらぎを聞きながらマイナスイオンをたっぷりと浴びてください。
今にも恐竜が出てきそうな景色です。
種子島の中では高地〜天女ヶ倉(あまめがくら)
天女ヶ倉は、急な山道を登っていった先にあります。
頂上には神社もあります。
天気良ければ、境内からはかなり綺麗な景色が観れるのではないかと思います。
参拝所はこちら。
この建物の奥の山の中に御神体があるようで
山の中を覗き込むと上の方までずっと歩いていけるようでした。
残念ながら雨が降ってきたので、綺麗な景色を見ることはできませんでしたが、
お天気に恵まれた方は是非訪ねてみてください。
北部の観光地はこの2箇所押さえておけばなんと無るかと思います。
この後は、レンタカーのガソリンを入れて、ガソリンスタンドで満タン証明書をもらわないといけないので
また西之表市に向かいます。
買い物をする場所もそうそうありませんので、
ガソリンを入れるのと、買い物は西之表市でしっかり行っておきましょう。
今夜の宿泊場所(宿泊紹介)は空港の近くと思って、清流荘にしました。
民宿の詳しい説明はこちらの記事を➡️JALの「どこかにマイル 南の島」で種子島に宿泊!民泊宿泊レポート
3日目、朝から鹿児島空港に向けて出発です。
丸二日間の種子島観光を終え、朝の始発便で鹿児島へと帰ります。
民宿「清流荘」から空港までは車で15分くらいの距離です。
その間ガソリンスタンドはありませんので、必ず西之表市でガソリン入れておきましょう。
レンタカーを忘れずに返したら、セキュリティチェックをして搭乗です。
セキュリティチェックは1箇所しかありませんので、混雑する場合もあるかもしれませんので、
時間に余裕を見て空港には到着してくださいね。
セキュリティチェックを抜けるとすぐそこが待合室です。
右手には喫煙スペースも。
床に直接おきたくない手荷物がある方は、こちらの袋を利用すると便利ですね。
なんだか至れり尽くせりですね。
そして搭乗口も1つだけ。
このゲート抜けたら、飛行場まで歩いて移動です。
待合スペースから、飛行機が到着する様がよく見えます。
飛行機のタラップを取り付けるのも人力なんですね〜!
鹿児島から来た人が降りてしまわれたら、こんどは鹿児島に行く人が乗り込みます。
2泊3日の種子島旅行を終えて〜まとめ〜
JALの「どこかにマイル南の国」で申し込んだマイル旅行。
往復で6000マイルでいけますので、本当にお得な航空券だと思います。
交通費がタダになるだけで旅費は大幅に抑えられます。
思いがけず訪れた種子島でしたが、思った以上に楽しめました。
冬に行ったので海には入っていませんが、夏は海水浴も楽しめますので家族旅行にはぴったりですよ。
こんどは違う島にまた行ってみたいと思った旅でした。
JALの「どこかにマイル南の島」はどこの島に行くかはわからない旅ですが、
この突発性と偶発性がたまらない旅です。
6000マイルと少ないマイル数で非日常を味わいに行きませんか?
2泊3日の旅の記録はこちらもご覧ください。